幻に恋して

心をを亡くすと書いて大げさだよと読みます

はてなクエスト 考案者・血魔花守人

「はてなクエスト③〜籠球〜」

注)第1話、2話を読んでいなくて話がわからない方は良かったら過去の記事から探して読んでネ(^_^)☆

 

 

眩しい光が差し込む。爽やかな風。目の前には美人。

s 「ん?起きたみたいね。」

m 「早く起きな、tk!お菓子の家だよっ!」

まるで子供のようにはしゃぐモノスヤ。俺は身体を起こす。どうやら気を失っていたらしい。

そこには想像を絶する世界が広がっていた。

k 「食べちゃ駄目だよっ!僕たちのお家がぁっ!」

なんなんだ、ココは。

心地良い陽だまり。空気の澄んだ風。透明に光輝く河川。綺麗に何処までも続く緑色の草原。

t 「ゆ、夢の国か、、、?」

ずっと寝てたい人のために作られたのか。あゝカメラに収めたい。撮りたい。カメラマン精神をくすぐる。

s 「あ、ココでゆっくりは出来ないよ!早くdead or winner向かいましょ!」

 

 

k 「ココだよ、、、」

目の前にそびえ立つ城、dead or winner。

薄焦げていて、色は黒に近い。薔薇の枝みたいなトゲトゲしいつるが至る所に見渡せる。

m 「え、ここ?マジでここ?」

先程見た魔法の世界とは全く違うのだが。昼過ぎの3時おやつタイムを思わせていた太陽さんは何処へ行ったのだ。

s 「は、初めて見た、、、。」

第一印象、恐怖。

t 「辞めようか。うん。それが良い。」

m 「ううん。行こう。ここまで来たし。下がったら負ける。」

うん。誰に?負けでいーじゃん。怖いよ。モノスヤ様。あ、行っちゃったよ。アドレナリンの分泌量ヤバイじゃん。

s  「私達も、居ますし。大丈夫ですよ。頑張りましょうよ」

あーー。恐怖・恐怖・恐怖。

t 「分かった」

今から、4人。恐怖への扉を開ける。

 

だむ、だむ、だむ。キュキュッ。バシュッ。だむ、ガンッキュ。

m 「なんか、居る?」

s 「この部屋からだわ。」

だむ、だむ、キュキュッ

なんだか、聞き覚えがある。なんだか、懐かしい音。

k 「なんか、見える。人、、、?」

分かった。

t 「その人、バスケしてる。」

バシュッはシュートが決まる音。だむ、だむ、はドリブル、キュキュッはバッシュの音。(ガンっは外れてリングに当たった音)

s 「なるほど。でも、なんでこんなとこで?」

r 「誰?」

え。ばれた?

目の前の扉がゆっくり開く。

m 「バスケ野郎、ココでなにしてやがるっ」

r 「それは、こっちの、台詞。」

青年は、ゆったりと答えた。

s 「あの、君は、一体、、、?」

ストロベリーが優しい口調で問う。

r 「俺は、ルイ。魔法界には、コートがないから、ココで、してる。」

どうやら、のんびり屋さんらしい。今にも寝ますといった表情からは何を考えているのかは伺えない。

r 「あの、あなた方は、?」

t 「tk、です。うん。こっちがモノスヤ。こっちがストロベリー。そんでこの九官鳥が紅だ。魔法のカメラを探してココまで来た。」

穏やかな表情が変わった。

r 「魔法のカメラーー・・・」

確かめるように呟く。

k 「ルイ、君は魔法のカメラを知ってるの?」

m 「知ってるのなら、なんでもいい。教えてほしい。」

ルイ君は口ごもっている。やはり、何かーー、、、

r「あの扉の向こうにあるよ。ただーーー、鍵かかってる」

k 「そんな!通れないの?」

ルイ君はポケットから何か取り出した。それはキラリと光る一つの鍵。

r  「4対1でいーよ。俺から一本でも取れたらコレ渡してあげる。」

おおぅ。そうきたか。籠球か。44でもまだやれる!なんたってサッカーで鍛えてきたんだ。

k 「なんにもできない気がするのは僕だけ、、、?(半泣)」

r 「勝負は1クオ。8分だよ。」

m 「どんと来い!」

 

あれから、4分が経過した。

12対0。足速いし背高いしシュート率いーしなんだよ。3Pもばんばん入ってよ。俺達大人、全員限界だよ、全く。張り切っていたモノスヤも疲れが隠せない。お腹が空いているようで集中していないストロベリー。おそらくボールが柿にでも見えていることだろう。

r 「諦める?」

k 「諦めたら、そこで試合終了なんだよこのやろぉーーーーー‼︎」

紅は決死の覚悟で高く飛び上がった。

その瞬間、ルイの放ったバスケットボールが紅の顔面に命中。その場に落ちてゆく。

r 「っ!大丈夫かっ⁉︎」

s 「紅⁉︎」

m 「おぃっ!」

みんなが駆け寄る。が、、、、

バシュッ

俺は、決めた。そう。こんな隙をねらうとはなんてセコイんだ。いや、何とでも言ってくれーーー。

k 「t.k-な、いす、しゅ、、、と、、、俺にもできることあった・・・」

s 「紅‼︎あんたっ、、、」

r「医務室に運ぶ。鍵ならかかってない。あいてる。紅なら、任せてくれ。」

そう言ったかいなか、ルイ君はもう紅を抱えて走り出していた。速い。

m 「ストロベリー。泣くな。」

モノスヤがストロベリーの頭をそっと撫でる。

t 「あいつは強い。大丈夫さ。」

 

そう言って、3人、5倍程ある大きな扉を開いたーーー・・・・

                 続く。


今年最後の記事という事で、2話分書きました。

いやぁ、長い。見返すのしんどいしんどい。一番しんどいのは皆様ですね、はい。餌食にされてるだけのお話を読まなけりゃならない。

次回はかおるねーさん出ますよ!楽しみですねぇ。

最後に。皆さんにとって、2014年が幸せなかけがえのない毎日になりますように。心からお祈り申し上げます。ありがとうございました。

2014年も、私の毎日の小さな喜び、悲しみ、喜び、迷い、一つひとつの発見を、書いて、頑張る予定です。

2014年もよろしくお願いします!

 

 

Thenk you!   by. karuto